2016-08-22

四国への旅~瀬戸内国際芸術祭、小豆島・犬島へ


愛媛から一路高松へ

今年は瀬戸内国際芸術祭2016の年
これまで直島、豊島と訪れたので今回の目的地は犬島。犬島はもう岡山ですね。


高松港から犬島へは直行がないのでとりあえずは小豆島へ
実は小豆島も初
どこまでも穏やかな瀬戸内の海



小豆島の港では、韓国人作家の崔正化の「太陽の贈り物」という作品がお出迎え
オリーブの葉を王冠に見立てた作品
葉には島の子供たちの海へのメッセージが刻まれていて、みんな生活が海と共にあるのだなぁという事が伺える






船の出発の時間までに港にあったもう1作品、コシノジュンコの「アトリエオモヤ」へ




小豆島から1時間弱
そんなこんなでようやく犬島に到着
犬島丼、気になりますが結局今回も島ではカレーを食べました。



チケットセンターで今回は犬島にある全てのアート施設を見れまわれるチケットを2,060円で購入
早速人の流れに沿って歩くと煙突が見えてきました。
どうやら、あれが、柳幸典氏の精錬所跡地を再生して制作した「犬島精錬所美術館」のようです。
噂には聞いていて、いつか行ってみたい!と思っていた美術館、初っ端から見られるとは俄かに興奮してきました。




精錬所跡地の廃墟っぷり、しかし、どこか整然としている様、海も近くてここは最高でした。
そして、更に美術館の中に入ると中にはあっと驚く仕掛けが。残念ながら中は撮影禁止でしたので、ぜひみなさん美術館に足を運んでみてください。





一休憩した売店でサイダーを購入し一息ついていると売店のお姉さんが更に先にある火力発電所跡地がすばらしい、という事で更に先へ進む



そして!
遂に到着 火力発電所跡地
壮観です。長崎なんかにも炭鉱跡地としてこの手の煉瓦でできた廃墟がありますが、どうしてかくも美しいのでしょうか。暑い中、ここでは暫く時間を費やし、しばらく眺めていました。




こちらは今回、すっかりファンになった浅井祐介さんの作品
実は今回彼の事は初めて知ったのですが、先日訪れた青森県立美術館で、最初に展示されていたのが彼の作品
この夏の作品との出会い、そして犬島、青森と不思議な縁を感じました。




島内探索
島内は至って普通の昔ながらの日本の風景が広がっていました。
ただただ夏







梅雨が明けたばかりの四国、さすがに暑い
ここいらでお昼休憩 ビールも欠かせません




一息ついたあとは島内をぐるぐる
「犬島家プロジェクト」A邸、I邸・・など 名前の付け方がおもしろい




地元のおじいちゃんにも遭遇
ちょっとお話して写真も撮らせてもらいました。




こちらは瀬戸内国際芸術祭とは関係ない、犬島ハウスプロジェクトの「犬島の島犬」




撮影できない作品も多々あり、ここにはアップできませんが、犬島、かなり満喫できました。
ぜひみなさんも訪れて、実際に作品を見てみるのもいいかも。
素敵な島でした、犬島




最後は高松に戻って、高松在住の旅友達と再会
私はやはりビールで再会を乾杯
来年は女木島、男木島などを訪れられるといいな




2016-08-15

四国への旅~下灘夕景、そして道後へ


日もだいぶ落ち始めたところで再び下灘駅へ


昼間からずっと居た人達、夕日を狙って来た人達、無人駅の下灘駅はそんな人達でひときわ賑わっておりました。





無人の駅も撮りたい気もするが人が座ってシルエットになるのもいい感じ
どーせならいつか自分も誰かと来て被写体になりたいなんて事も思いながら、とりあえずシャッターを切る





観光客に混じって勿論一般の利用者も。しかし、毎日こんな絶景を見て電車に乗るってのはなかなか贅沢なもの

ローカル線



兄の帰りを待つ家族
駅のホームで家族の帰りを待つ人たち
何だか古きよき日本を思い出しました。




そして日も暮れて、彼等家族が居なくなるとホームには遂に誰も居なくなりました。
無人駅はやはり無人駅らしく、郷愁を帯びて瀬戸内の海に落ちる夕景に映えます。




最後は道後に戻って友達と乾杯






そしてやっぱり道後の湯はいつ来てもすばらしい





また来年もぜひ行きたいと思います。



2016-08-14

四国への旅~平家谷、下灘へ


暑い日が続いていますがみなさん如何お過ごしでしょうか。
先月の事ですが四国に行って来ました。
ここ最近毎年7月に四国に行っており、しかも大体が滞在中に梅雨明けするタイミング・・・
今回も狙った訳ではないですが、滞在中に梅雨明け!しました。
関東よりも2週間ばかり早い梅雨明けだったので、私にとって今年の夏はちょっぴり長めです。






まずは松山より更に西へ車を走らせ八幡浜方面へ
そして、平家落人の里、その名も平家谷へ。今まで噂ではここが平家落人の里だった・・・なんて
場所を色々聞いた事ありますが、ここはその名も平家谷!名前に気合が入っています。
そしてそこではそうめん流しが。
落人たちがそうめんを流してくれているのかと思いきや、いやはやそんな訳もなく普通のおばちゃん達によるそうめん流し。人生でこんなにそうめんを食べたのは初めて、と言うぐらいそうめん食べておなか一杯になりました。


なんとも涼しげ


同じ場所ではニジマス釣りも。釣りというか放流してくれて、釣ったらその場で焼いてくれます。




渓谷でしばしのんびり






自然いっぱいの素敵な空間





誰が何と言おうと穏やか過ぎる瀬戸内の海
平和とはこの事、というような時間が流れていました。




そして、この日のもう1つのイベント、無人駅の下灘駅へ
海が一番近い駅として知られるこの駅、写真を撮りに沢山の人で賑わっていました。
たまに観光列車も停車し、記念撮影









夕日までしばらく時間がありそうだったので、一旦近くの道の駅へ
何かの大会後なのか、子供たちが海辺でお弁当を食べていてとても素敵な光景でした。