2018-09-02

長崎、興福寺、崇福寺、そして精霊流し

お盆は長崎に帰省してきました。お盆に帰るのは多分、4年ぶり
今回は珍しく夕方発の便だったので、離陸後からずっと夕景がきれいでした。

そろそろ長崎に到着
海に島々が見え始め、長崎空港着はいつもながらこの光景はホント綺麗だなぁと

翌日お墓参りを済ませ、お寺巡り、そして精霊流しへ





まずは興福寺へ
こちら実は初めて入りました。
中がとっても素敵、そして長崎のお盆と言えばやっぱり花火
境内にあるお墓でもみな花火をやっていました。

花火使用についての注意も

そして暫く境内散策




丸い窓が特徴的な 氷裂式組子の丸窓
そして鱖魚(けつぎょ)





外に出ると精霊流しに向かう人々の姿も

こちらおかしな名前のヘイフリ坂
小学生の頃から知っている坂だけど歩いたのは実は初めてかも。。


この辺りはお寺が多く、ある程度上るとまたお墓、そしてやはりここでもみな
花火をしていました。




こちら大音寺さん
白亜のお堂やこのレンガのアーチなどちょっと異国情緒あるお寺さんでした。




お寺から外に出ると鐘の音、そして花火、爆竹、精霊流しが始まっていました。
精霊流しとは、初盆の家や場合によっては町内で共同で船を作り、
お盆に帰ってきた故人を船で送り出すという長崎の伝統行事です。
花火をやりながら賑やかに送り出してあげるので、みな派手に花火をあげまくったり、
爆竹をやったりと兎に角賑やか!

何だか竜宮城を思わせる崇福寺
これまた一旦お寺の中へ





門には蝙蝠のマークが
蝙蝠の「蝙」の字が「福」と同じ発音である事から中国人の好むものの1つとされているらしい
とっても愛嬌のあるこのマーク、わたしは好きですね。




こちらは約10年ぶりぐらいに訪れました。
やっぱり名刹、いいお寺ですね。


特にやっぱりこの時期、この時間帯の空がきれいで、境内も静寂に包まれてとっても
落ち着く空間でした。

そして外に出ると・・・




精霊流し、時間が経つにつれ盛り上ってきていました。

 こちらの提灯は島原の提灯ですね。






船のデザインや先頭をゆく印灯篭は故人が好きだったものデザインしたり
描いたりしています。

小さい頃は爆竹の音に怖がりながらも色んな船がやって来るのを楽しみながら見ていた部分もありますが、大人となった今は、精霊流しはやっぱりちょっと寂しい、
そして切ないなと思ってしまいます。



精霊流しと共に長崎の夜も更けてゆき、そして今年のお盆も終わってゆきそうです。




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