2020-01-18

2020年、明けましておめでとうございます

遅くなりましたが、2020年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、この度、自分のHPをリニューアルしまして、今後はBlogの方も
そちらにお引越しすることにしました。
今後は、こちら で色々と情報発信していこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。



2019-12-08

たいへい、たいぺい? そして下北沢小劇場

先日友達に誘って頂き始めて寄席なるものに行って来ました。
場所は浅草演芸ホール
夜の雷門は人も少なくひっそりと

雷門をくぐり仲見世商店街は残念ながらもう店じまい
そんな仲見世商店街を抜け、伝法院通を直進



この辺り、昼間は当然ながら店を開けていますが、夜はご覧の通りシャッターが下りた状態。そこここに描かれている絵がどれも素敵で歩いていて楽しめます。

正月番組なんかでよく見かける浅草演芸ホール、なかなか楽しみです。

この日の夜のトリは林家たい平でした。
落語の他にも、三味線漫談や、アコーディオン&即興で針金で色んなものを作る芸(こんな芸を何て言うのだろう。。)の夫婦などなど色々楽しめました。

特にたい平の落語が凄くて、1人で10分以上喋っていたと思うのだが、ホント何かが乗り移ったかのような落語は凄まじく私の友達は涙を流して笑っていましたw


演芸ホールの周りには屋台風のお店が沢山ありまして、ここもここで歩いているだけで楽しい。1軒のお店に入って、この辺りの通りが私が知っている台北のとある夜市に似ている事から、「台湾行きたいね~」とか、「台中もちょっと気になる」などなど台湾の話で盛り上がり、最後帰り際に友達が、「いやー、たい平は良かった!」とおもむろに言うもんだから、私はまだてっきり台湾の話をしていると思い、「たいへい?たいぺいじゃなくて?台湾のどこ?」なんて、うちらが漫談やっているような、そんな楽しき夜でした。


明けて2日後、今度は下北へ演劇鑑賞
下北も久々に来ましたが駅周辺もすっかり様変わり

今回は「小劇場」へ

劇団座キューピーマジックによる「最後のブラッディーマリー」というお話
演劇は昔は割りとというか、たまに観に行っていたのだが、最近すっかりご無沙汰していたので、久々に友達に誘ってもらいテンション上がります。



こちらの劇団のチラシイラストを30年も!描き続けている小松修さんのこれまでのチラシがずらり、と並んでおりました。
不思議なとっても魅力的な絵ですね。

お芝居は2時間ほど
毎回思うけど、映画なんかと違っての1発勝負
その緊張感がたまらず、昔初めて演劇観た時は、NGが出たりしないかと観ている私がハラハラしたものですが、最近はすっかり落ち着いて観ることができました。
役者さん達はやはりみな、プロフェッショナルですね。

場面場面での舞台展開も素晴らしく、役者さんそれぞれの個性が生かされてて、とっても素敵な作品でした。
最近映画ばかり観てましたが、やはりたまには演劇もいいですね。

最後は下北でタイ料理食べて帰って来ました。




2019-11-23

自然とアート、瀬戸内国際芸術祭 最高でした。

高松最終日
この日も琴電に乗って目指すは高松港


昨日とは打って変わっての青空!
大巻伸嗣の「Liminal Air -core-」も青い空に映えています。



今日はお昼の便で羽田へ
最後を惜しみ海、空、そして行き交う船をただただのんびりと眺めます。

瀬戸内国際芸術祭の好きなことの1つにこのフラッグ。
船が出港する時には必ずスタッフ総出でこの旗を振りながら送り出してくれます。
高松港に帰る時も然り。
折角なのでお願いして1枚撮影させてもらいました。

トンビとカラスの戦い
そんな光景を眺めながら向かった先は港から15分ほど歩いたところにある
北浜alley(アリー)


途中、古いフェリー乗り場を発見
そうそう、私が小さい頃に見たバスとかフェリー乗り場ってこんな佇まいでした。
このフォントとか懐かしいなぁ



古い倉庫をリノベーションしてCafeや雑貨屋などが集まる北浜alley(アリー)
こんな場所があったとは!
規模は全然こちらの方が小さいですが、台湾の南、高雄にある駁二芸術特区と雰囲気が似ていて、
実にのんびりできるところでした。

素敵な本屋さんもありましたが、残念ながらオープン前、、


今回はUmieというCafeへ
ちょっと工業地帯っぽい感じですが瀬戸内の海が一望できる素敵Cafeでした。
ここは高松の友達にこの日の朝に教えてもらったところ。
高松は毎年来ていたのに!もっと早く教えてもらえばよかったと思えるほど素敵な空間でした。

瀬戸内で、アートな瀬戸内たびを読みながらの至福の時間。
この後、Coffeeも頂きましたがとっても美味しかった。

至福の時間もあっという間に過ぎ、そろそろ空港に向かわねば、で、お店を後にします。



港に戻ったら丁度、女木島行きの船が出るところでした。
かなり気合の入ったお見送り



最後を惜しむかのように飛行機雲が出て、お別れ。
また来年も来られたらいいですね。



私が大好きな海、そしてアート
それらを同時に感じる事ができる瀬戸内国際芸術祭、最高でした。




おまけ
飛行機からの写真
富士山も見えました。もう雪が降っていると思ったら丁度この日が初冠雪の日でした。




2019-11-16

瀬戸内国際芸術祭2019~女木島編

大島から高松港にもどってすぐに女木島行きのフェリーへ
乗り換え時間は僅か5分!
なかなか忙(せわ)しい、わたしの今年の瀬戸芸巡り。

無事乗船完了

こちらの船は高松→女木島→男木島と航海するフェリー
なので、2年ほど前に男木島に行った時は、女木島港はフェリー上から眺めただけ、でした。
その時のBlogはこちら(その1)とこちら(その2)


2年前と随分天気が違いますが、、、
その時からこの場所にある木村崇人さんの「カモメの駐車場」。
やっと上陸してゆっくり眺めることができました。


こちら、イースター島で倒れてしまっていたモアイ像を立てる為に、高松のとある企業が立ち上げを協力。
その際実験として、立ち上げる事ができるか試した時に作ったレプリカのモアイ像らしいです。
結果、見事立ち上げる事ができ、その後クレーン車をチリまで運び、15体のモアイ像を立ち上げるに成功したらしいです。
すばらしい!


カモメを横目に船は男木島へ・・・
そして空には本物のカモメも



こちら今回の中でも特にお気に入りになった禿鷹墳上さんの「20世紀の回想」
海風によって帆がはためく音、そしてピアノの旋律が自動で流れてくる何とも素敵な作品。
海風の音とピアノの旋律にしばらく聞き惚れました。



女木島の作品があった周辺は平らな場所が多く、海に近いってものもよかった。
ゆっくりと海を眺めている方の姿も。
こんな時間も時には必要ですよね。

feel feel BONSAIの庭園にあった作品

8つの作品が集まっている「島の中の小さなお店」プロジェクト




こちらは横浜でもいつも仲良くしてもらっている原倫太郎さん+原游さんの「ピンポン・シー」
7人でPlayできる卓球台があったりととても楽しい!

こちらは21世紀美術館のスイミングプールでも知られているレアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」
写真じゃイマイチ伝わりませんが、、映像の洗濯ものが回っているというもの。
レアンドロの作品は女木島にもう1つ「不在の存在」というのもあり、それもとても良かった。残念ながらそちらは撮影禁止でした。。

山下麻衣さん+小林直人さんの「世界はどうしてこんなに美しいんだ」
Yes,it is!ですね。
こちら、とても綺麗な映像作品でした。

長谷川仁さんの「島ネコお面作りワークショップ」

最近こころが疲れていませんか?
そんな人の為の中里繪魯洲さんの「こころのマッサージサロン」
『あなたが思うあなたのこころは
幻想なのかもしれません
あなたはこの宇宙の中のちっぽけなひとつ
でも こころは広大で
その宇宙をも包んでしまう
ここにある椅子にまず腰掛けてみてください
休息…
そしてハンドルを回してみてください
循環する歯車がくりだす旋律に
あなたのきもちをゆだねてみれば
きっとあなたのこころに絡みつく
糸が解けてくるでしょう…
無方の空に飛ぶ鳥のように
自由になれるはずです…
・・・・・・』(Statementより)

一通り作品見て、更に歩を進めます。
かわいい魚のウォールアート

そして!直島銭湯に続き、ここでも見られるとは思っていなかった
大竹伸朗さんの「女根  / めこん」
相変わらずぶっ飛んでます。しかし、とてもセンスがよくかっこ良すぎ、でした。



大竹伸朗ワールド全開
時折流れてくる70年代の音楽も何とも言えず場を盛り上げてくれていい感じでした。

そんな中、黒ねこ発見(作品には全く関係ないですが。。)

依田洋一朗さんの「女木島名画座」


使われなくなった倉庫を改装してできた「女木島名画座」

階段を上がると実際のシアターが。
そして両サイドの壁には往年の映画スターの肖像画が並べらているという、映画好きの私にはたまらない作品でした!

杉浦康益さんの「段々の風」
遠く見えるは高松の港

こちらまだ製作中
今度訪れた時には完成しているかどうか楽しみです。

雨も降ってきて&朝から歩きっぱなしで疲れ気味でしたが、最後の力を振り絞り、今回最後の作品鑑賞、KOURYOUさんの「家船」


帰りは結局最終便に。
男木島から船が来た時点で、既に乗客ぱんぱんで、乗れず、、
結局船は一旦高松港に行き、その後ピストン輸送的に戻って来てくれることに。
係りの人のピストン輸送についての説明が日本語のみで、私の前に並んでいた台湾人2人組みが「??」と心配そうだったので、事情を英語で説明してあげました。
台湾では私も大変台湾の人たちに親切にして貰ったので、こーいう時に恩返しが出来てよかった。
そして無事高松港に到着
着いた頃には日もとっぷりと暮れていました。

この日は高松の友達に教えてもらった「ここも」というお鮨屋さんへ
オリーブハマチという、オリーブを食べて育った?ハマチなんか頂きました。
普段ハマチってあまり食べないので、、オリーブハマチと普通ハマチの違いがイマイチ分かりませんでしたが、とりあずおいしかった!

そして今回、無事4つの島巡ることができました。


因みに琴電の駅には親切に座布団が並べられており、そんな光景にほっこり