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2019-11-16

瀬戸内国際芸術祭2019~女木島編

大島から高松港にもどってすぐに女木島行きのフェリーへ
乗り換え時間は僅か5分!
なかなか忙(せわ)しい、わたしの今年の瀬戸芸巡り。

無事乗船完了

こちらの船は高松→女木島→男木島と航海するフェリー
なので、2年ほど前に男木島に行った時は、女木島港はフェリー上から眺めただけ、でした。
その時のBlogはこちら(その1)とこちら(その2)


2年前と随分天気が違いますが、、、
その時からこの場所にある木村崇人さんの「カモメの駐車場」。
やっと上陸してゆっくり眺めることができました。


こちら、イースター島で倒れてしまっていたモアイ像を立てる為に、高松のとある企業が立ち上げを協力。
その際実験として、立ち上げる事ができるか試した時に作ったレプリカのモアイ像らしいです。
結果、見事立ち上げる事ができ、その後クレーン車をチリまで運び、15体のモアイ像を立ち上げるに成功したらしいです。
すばらしい!


カモメを横目に船は男木島へ・・・
そして空には本物のカモメも



こちら今回の中でも特にお気に入りになった禿鷹墳上さんの「20世紀の回想」
海風によって帆がはためく音、そしてピアノの旋律が自動で流れてくる何とも素敵な作品。
海風の音とピアノの旋律にしばらく聞き惚れました。



女木島の作品があった周辺は平らな場所が多く、海に近いってものもよかった。
ゆっくりと海を眺めている方の姿も。
こんな時間も時には必要ですよね。

feel feel BONSAIの庭園にあった作品

8つの作品が集まっている「島の中の小さなお店」プロジェクト




こちらは横浜でもいつも仲良くしてもらっている原倫太郎さん+原游さんの「ピンポン・シー」
7人でPlayできる卓球台があったりととても楽しい!

こちらは21世紀美術館のスイミングプールでも知られているレアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」
写真じゃイマイチ伝わりませんが、、映像の洗濯ものが回っているというもの。
レアンドロの作品は女木島にもう1つ「不在の存在」というのもあり、それもとても良かった。残念ながらそちらは撮影禁止でした。。

山下麻衣さん+小林直人さんの「世界はどうしてこんなに美しいんだ」
Yes,it is!ですね。
こちら、とても綺麗な映像作品でした。

長谷川仁さんの「島ネコお面作りワークショップ」

最近こころが疲れていませんか?
そんな人の為の中里繪魯洲さんの「こころのマッサージサロン」
『あなたが思うあなたのこころは
幻想なのかもしれません
あなたはこの宇宙の中のちっぽけなひとつ
でも こころは広大で
その宇宙をも包んでしまう
ここにある椅子にまず腰掛けてみてください
休息…
そしてハンドルを回してみてください
循環する歯車がくりだす旋律に
あなたのきもちをゆだねてみれば
きっとあなたのこころに絡みつく
糸が解けてくるでしょう…
無方の空に飛ぶ鳥のように
自由になれるはずです…
・・・・・・』(Statementより)

一通り作品見て、更に歩を進めます。
かわいい魚のウォールアート

そして!直島銭湯に続き、ここでも見られるとは思っていなかった
大竹伸朗さんの「女根  / めこん」
相変わらずぶっ飛んでます。しかし、とてもセンスがよくかっこ良すぎ、でした。



大竹伸朗ワールド全開
時折流れてくる70年代の音楽も何とも言えず場を盛り上げてくれていい感じでした。

そんな中、黒ねこ発見(作品には全く関係ないですが。。)

依田洋一朗さんの「女木島名画座」


使われなくなった倉庫を改装してできた「女木島名画座」

階段を上がると実際のシアターが。
そして両サイドの壁には往年の映画スターの肖像画が並べらているという、映画好きの私にはたまらない作品でした!

杉浦康益さんの「段々の風」
遠く見えるは高松の港

こちらまだ製作中
今度訪れた時には完成しているかどうか楽しみです。

雨も降ってきて&朝から歩きっぱなしで疲れ気味でしたが、最後の力を振り絞り、今回最後の作品鑑賞、KOURYOUさんの「家船」


帰りは結局最終便に。
男木島から船が来た時点で、既に乗客ぱんぱんで、乗れず、、
結局船は一旦高松港に行き、その後ピストン輸送的に戻って来てくれることに。
係りの人のピストン輸送についての説明が日本語のみで、私の前に並んでいた台湾人2人組みが「??」と心配そうだったので、事情を英語で説明してあげました。
台湾では私も大変台湾の人たちに親切にして貰ったので、こーいう時に恩返しが出来てよかった。
そして無事高松港に到着
着いた頃には日もとっぷりと暮れていました。

この日は高松の友達に教えてもらった「ここも」というお鮨屋さんへ
オリーブハマチという、オリーブを食べて育った?ハマチなんか頂きました。
普段ハマチってあまり食べないので、、オリーブハマチと普通ハマチの違いがイマイチ分かりませんでしたが、とりあずおいしかった!

そして今回、無事4つの島巡ることができました。


因みに琴電の駅には親切に座布団が並べられており、そんな光景にほっこり


2019-11-10

瀬戸内国際芸術祭2019~大島編

Day3
この日は電車で高松港へ
いつも通り過ぎていたこのオブジェ、撮影チャンスだとのんびり撮影していたら、、

港に到着したら女木島行きの切符売り場には長蛇の列が!
この時期の瀬戸芸はホント人が多くて、しかしまさかここまでとは。
女木島の切符を購入した時点で、既に乗ろうと思っていた10時発の船は出航してしまっており、次便は12時と言う。

今日は女木島の後に大島にも行こうと思っていたので、予定を変更し先に大島に行く事に。
11時15分の船に乗り込みます。

大島はハンセン病の国立療養所・大島青松園がある場所で普段は施設の関係者しか行けない島。
芸術祭の期間のみ渡航できるという事で、官有船で大島へ。
船は無料でした。


高松から30分ほどで大島に到着
現在も大島青松園内には入所者が静かに生活している場所なので、島もどこか他の島々とは違った雰囲気

島ではあまり見た事がない完全舗装の道
中央に引かれた白線は盲導線と呼ばれるもので、弱視になった患者さんがこれをたよりに歩くもの、だそうです。



まずは島の北側に位置する鴻池朋子さんの「リングワンデルング」を目指します。
20分ほどのトレッキングコースを巡る作品でした。
リングワンデルングとは、登山用語で悪天候で方向を見失って、無意識に円を描くように歩くこと。-長く閉ざされて戦前に入所者たちが切り開いた全長約1.5kmの遊歩道を復活させた作品-とのことです。



道々にこの島で暮らしていた人たちの言葉も。


現在歩いてるコース
なるほど、こののような感じなのですね。



こちらはこの道の成り立ちについて書かれたもののようです。


しばらく歩くと巨大な作品が。
この時は他に人も居なくとても静かな空間。
作品、そして背後からは瀬戸内の波の音、足元からは虫たちの鳴声、そして時折聞こえる鳥の羽ばたく音で、全ての世界が1つに調和して広がっていきました。


葉も紅葉が始まり、遠くに見えるのは女木島、男木島あたりの島々でしょうか。



あとは1周するまでのんびりと散策

途中竹の道を通り抜け、約20分の旅
この作品、とっても好きでした。

山川冬樹さんの「歩みきたりて」
終戦後、モンゴル抑留中にハンセン病が発覚し大島で暮らした歌人「政石蒙」さんの足跡を山川冬樹さんが辿るという空間アートと映像の作品で、この映像がとっても良かった。



こちらは長屋形式の軽症者用の寮での展示
「つながりの家」GALLERY15「海のこだま」
島に唯一残された木造船でした。



やさしい美術プロジェクトの「稀有の触手」
島の人が暮らしたこの長屋での写真や自助具、生活用具の展示でした。

入所者の方がここまで通って育てているという盆栽もありました。

青いオブジェが建物を覆い、部屋の中もくすんだ感じの青色、その中に1部屋あった白色の部屋は希望も感じさせてくれました。見るのに必死で撮影せず、、でした。

海に流れ着いた漂流物での作品-「すてられた海」
手前にある綱を引くと色んな言語で「どうして私を捨てたの?」という音声が流れてくる。

田島征三さんの「Nさんの人生・大島七十年」-木製便器の部屋-

高知県出身のNさんから入所時から隔離政策が行われていた時代の生活の様子を、
同郷の田島さんが聞き取り制作した空間アート
1つ1つの部屋に展示されていたこの作品は辛いものばかりだったけど
本当に自分にとって心に刺さり、写真を撮っている場合ではないと作品に
見入ってしまった。
我に返って最後の部屋で1枚だけ撮影

この作品を見られたこともそうですが、大島に来て本当に良かった。



この日もちょっと慌しくなりましたがこの後女木島に渡るので13時25分の船で一旦高松へ