2019-11-03

瀬戸内国際芸術祭2019~粟島編

瀬戸芸Day2
この日は快晴!宿からは遠くに海も見えました。
毎年この宿に泊まっているけど、今回はちょっとだけのオーシャンビュー!の部屋でした。

今日はメジャーな島が集まる東エリアではなく、初めての西エリアへ
高松から車を走らせ1時間半ほどで須田港に到着・・・
が、船の乗り場がどこにも見当たらず、係りの人に聞いたらここから更にシャトルバスに乗って桟橋まで行くそうである。

シャトルバスを降りて乗り場まで歩きます。



乗り込んだのは20人弱ほど
西エリアはあまり人も訪れないので喧騒もなく静かに出港。



瀬戸内の美しき自然
そしてカモメたち。カモメに混じって鵜の姿も。


東松照明さんの沖縄写真のようにちょっと傾けて撮ってみたり



荷物の運搬も一緒に。


僅か15分ほどの船旅で粟島が近づいてきました。



そして上陸!うん、いい感じのオーラが流れています。

シーサー的な?
と思っていたらこれも作品の一部で、このシーサーの口から、、

部屋の中からこんな風に外が見られる仕組みでした。

リチャード・ストライトマター・トランさんの「ヒキコモリ」という作品





ディン・Q・レさんの「ナイト&デイ(人生は続く)/この家の貴女へ贈る花束/PhoUdon&COFFEE HOUSE」


何の写真?と思ったら南アフリカの写真でした。
この島は船員さんが多い島らしく、この方もお仕事でその昔南アフリカまで出向いていたらしい。
そんな旅人気質の空気が島全体に流れているせいもあってか、会う方々みなさんとってもフレンドリーでした。

そして、この日はラグビーワールドカップで日本vs南アフリカの試合でした。



港周辺は歩いて回れるのですが、北の方はちょっと遠いので無料のカートを利用

カートで送ってもらい10分弱で西浜に到着

日比野克彦さんの「Re-ing-A」
ー沈没船から引き揚げたレンガで制作した作品らしいです。


浜でのんびり海を眺めたり、散策したり



ここで20分ほど過ごし再びカートに乗り込みます。
今度は港まで行かずに途中で降ろしてもらいました。


そして旧粟島小学校に到着
生徒数が減って今はもう廃校になってしまっているようです。



昔を偲ぶ懐かしき風景たちも作品に


音楽室のピアノには校歌の譜面が置かれ、みな自由にピアノを演奏していました。

音楽室から外階段を登り屋上に上がると!




ここは今回の旅で1番のお気に入りの場所になりました。
小学校の屋上からこんな素敵な眺めが!こんな風景を見て育った子供達はきっと素敵な大人に成長したのだろうなぁ、と。
廃校になってしまい残念ですが、こーやってまたアートで蘇るのも芸術祭ならではですね。


こちらも作品の1つ
昔子供達がこのハードルを使って元気に校庭を走り回っていたんだろうなぁと思い起こさせてくれる作品


坂をちょっと下るとすぐに幼稚園に到着。
こちらも今は廃校になっていました。

エステル・ストッカーさんの「思考の輪郭」
もう使われていないツバメの巣も黒と白に塗りつぶされていますw


何とも不思議な空間


セイタカアワダチソウや

私の大好きなブーゲン



春に訪れた沖縄・波照間島の宿に咲き誇っていたブーゲンビリア
またここ粟島でこんな素敵なブーゲンに出会えるとは!


ハッと心を打たれる風景




旧中学校を利用した粟島芸術村
ここはちょっぴり人が多くて、なかなかゆっくり見られませんでした。


ネコに警戒され、、


再び港に戻って来ました。

青い空に青い海
みなそれぞれ思い思いに写真を撮ったりして楽しんでいました。


こちらは粟島海洋記念館
こちらの中でも作品がいくつか展示されていました。
外観も素敵ですが中もとっても素敵な空間でした。


船の時間の兼ね合いもあり、ゆっくりご飯を食べる時間もなく、急いでドライカレーを買ってお腹を満たします。
このドライカレーとっても美味しかった。

後半ちょっと急ぎ足になりましたが、この後高見島へ移動




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